子どもを怒鳴りすぎて自己嫌悪になってしまうあなたへ
私ってダメママ…と自己嫌悪に陥る必要が、実はまったくない!?

わが子はかわいい。わが子が病気なら代わってやりたいと思う。わが子が苦しんでいるなら、苦しみを取り除いてやりたい。
親ならきっとそう思うことでしょう。
でも、親のそんな気持ちとは裏腹に、部屋を散らかしたり、おもらしをしたり、好き嫌いする子どもにイライラしてしまうことも多々あります。
今回は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が「私ってダメなママ」と思った時、気持ちをポジティブに切り替える方法をお伝えします。
ママのイライラは子どもを愛しているからこそ!
子どもを怒鳴ってしまったり、時には手が出てしまったりして、「私はいい母親になれない」と自己嫌悪に陥っていませんか?
例えば、おもちゃのお片付けをしない子どもに「おもちゃは片付けようね」とママは何度も何度も、同じことを言い続けます。
すぐにできる幼児なんていないのは頭ではわかっていても、毎日毎日同じ言葉を繰り返していると、いい加減嫌になってきます。
そして、「なんで、わからないの!」「何度言ったらわかるの!」と、怒鳴ってしまうのです。
ところでなぜママはイライラし、怒鳴ってしまうのでしょうか。
ママは自分が困るからイライラしているわけではありませんよね。お片付けできないと将来子どもが困るから、できないことに対してイライラしてしまいます。
できないと将来困るのは子どもだから、一生懸命できるようにしようとするのです。どうでもいい子なら、将来どうなっても気にならないはずですよね。
だから、怒鳴ってしまっても自分を許してあげましょう。そして、気持ちを切り替えて、今度は子どもに笑顔で接してみましょう。その繰り返しでいいんです。
親は子どもと共に学んでいる
幼児期の子どもは、生きていく術を親から学び取ります。そして親は、まだ理解力のない子どもに大切なことを伝える方法を子育てから学んでいくのです。
どうしたら子どもに伝わるのかを考え、工夫しながらやっていく過程に親としての学びがあります。
そのため、教えたことが上手く子どもに伝わったときはとてもうれしいものですが、そうではないことも多々あります。
もちろん、親の教える力がまだ未熟ということもありますが、子どもと言えども人間です。体調や気分に左右されて、ある時はうまくいったやり方が、今日はまったくうまくいかないということもあります。
ですから、上手くいかなかった時は自己嫌悪に陥る必要はありません。
「ママ、大好き!」と無邪気に示してくれる子どもからの愛情をご褒美に前向きに学んでいきましょう。
いかがでしたか?
子どもが1歳ならママもピカピカの1年生。いきなりうまくやれるはずがありません。
しかし、親である間は、親としての学びがあります。ママも2年生になり3年生になっていきますから安心してください。
子どもの人生の中でも幼児期はたったの3、4年です。こんなにダイナミックな子どもの成長を見られるのは今だけなんだと思ってイライラを和らげてくださいね。
(出典:http://itmama.jp/)
スポンサーリンク
関連記事
-
-
子どもの入園入学グッズまとめ
そろそろはじめておきたい、新しい生活の準備 今年の春から幼稚園、小学校へ上がる子 …
-
-
すくすく育つ子育て【1】しつけの仕方
日本には、箸の文化があります。 欧米人から見ると、箸を使っているアジア人はとても …
-
-
子供が爪を噛む心理とは?
爪を噛むことは「自傷行為」です。つまり自分の体を傷つけるということです。 爪を噛 …
-
-
育児や家事の“手抜きOKライン”の見極め方
ストレスで子育ての楽しさが薄れていませんか? 近年では少子化の影響もあってか、1 …
-
-
子どもと一緒にラジオ体操
ダイエットの為、健康の為、美容の為と、普段しない運動をしようとして3日坊主なんて …
-
-
月例別赤ちゃんのお世話~生後2ヶ月~
生後2ヶ月ごろ ママとの生活にもだいぶ慣れてきて、皮下指肪もついてふっくらしてき …
-
-
「抱き癖がつく」と泣く赤ちゃんを放置することの危険性
赤ちゃんが泣くのを放置する弊害&抱っこする効果 おむつ替えをして、ミルクをあげて …
-
-
フランス女性が仕事と子育てを両立できるヒミツとは?
フランス女性はなぜ仕事を続けられるのか 女性の就業率が85%のフランスでは、働く …
-
-
子どもの悩みを察知する方法
子どもの隠しごとを察知する方法 Q:いじめを受けていても、必死で子どもが隠そうと …
-
-
育児が10倍楽しくなる新習慣
育児ノイローゼは自分で予防出来る!育児が10倍楽しくなる新習慣 毎日の子育てに追 …
