フランス女性が仕事と子育てを両立できるヒミツとは?
フランス女性はなぜ仕事を続けられるのか
女性の就業率が85%のフランスでは、働く母親はごく普通の存在だ。仕事と子育ての両立をどうやり繰りしているのだろうか。
仕事をしていても家族と過ごす時間が十分取れる仕組み
フランスの法定労働時間は週35時間、年間の法定有給休暇は5週間(日本は週40時間、有給休暇は最高で20日)。残業もほとんどないうえ、仕事とプライベートをしっかり分ける習慣が定着しているので、終業時刻になればすぐ帰宅できる。
夫が育児や家事に積極的に取り組んでいる
労働者に優しい制度が浸透しているので、男性も育児や家事にかかわりやすいともいえる。フランスでは、小学校を卒業するまで子どもの通学に保護者が付き添うが、スーツ姿の父親が送迎する姿は当たり前の光景だ。週末の公園は、子どもを遊ばせる父親でいっぱい。幼稚園や小学校の保護者会は午後6時からなので、父親の参加者も多い。母親が一人で子育てを背負わなくてもよい。
日本と比べて母親の負担が格段に少ない
フランス人女性は「母親としてこうしなければ」というプレッシャーから解放されているように見える。たとえば、フランスの赤ちゃんは、生後数週間で自分1人の部屋で眠るようになる。
幼稚園ぐらいまでは川の字になって眠る、という日本人の常識が頭にこびりついていた私は、友人のマリー(仮名)宅で実際に目にしたときは驚いた。万が一の事故とか、突然死とか心配じゃないのだろうか。
マリーは「泣いたら聞こえるから。そうしたら部屋に行って、おむつを替えたり母乳を上げたりすればいいのよ」とあっさり。なるほど、そう言われてみればその通りだ。夜の間だけでも赤ちゃんから解放されれば、母親は気が楽だし、夫婦だけの時間も持つことができる。
マリーは母乳で育てていたが、「母乳」にこだわっている母親は少ないという。むしろ、「胸の形が悪くなるから」と、早めに母乳をやめる人が多いそうだ。離乳食も手作りにこだわらず、瓶詰めなどを利用する。スーパーの離乳食売り場は日本以上に充実していた。
幼稚園や学校からの指示や決まりは少ない
学校行事のために有給休暇を取らなくてよいフランス人は、仕事に集中することもできるし、自分のために有休を使うこともできる。そもそも学校側も、共働きを前提に、保護者に対応している。日本の小学校では、2、3日前に「なわとびを持ってきてください」などと指示され、慌てることがあった。フランスの小学校では、各家庭が常備していないものを持参させる場合は、10日から2週間くらいの猶予をくれた。日にちに余裕があれば、共働きの家庭もゆっくり準備することができる。
社交やバカンスを楽しむ余裕もある
ランス人女性は、仕事や育児から気分転換し、生活を楽しむことにも熱心だ。週末には親しい友人を自宅へ招いて、おしゃべりを楽しむ。社交の伝統の長い国だからか、みんな話上手だ。最近観た映画や読んだ本の話、美術展など幅広いテーマが話題になる。
ゆとりのある労働環境が家庭と仕事の両立を支え、バカンスでリフレッシュすることを可能にしている。日本で女性が働き続けられるようにするには、長時間労働の慣習を変えることだけでなく、母親の仕事を合理的な視点から見直すことも必要ではないだろうか。(出典:http://toyokeizai.net/)
スポンサーリンク
関連記事
-
子どもの仕上げ磨きの仕方とコツ
日本では90%のご家庭で仕上げ磨きが行われていますが、「そもそも仕上げ磨きってど …
-
子どもの気になる癖、どうする?種類別対応方法
子どもの気になるクセとは? 子どもにみられる気になるくせは習癖と言われ、指をしゃ …
-
“共感”の言葉で子どものココロに寄り添う
子どもには、プラスの言葉のシャワーをたっぷり浴びせ、 感情豊かな心を育てましょう …
-
コストコ活用術③~子供連れでコストコを楽しむ!~
子供連れのコストコ活用術 広い店内を歩き回るとなると、疲れてしまう子供もいるかと …
-
生後10ヶ月の赤ちゃん~離乳食は3回に挑戦~
早いもので1歳のお誕生日まであと2ヶ月! ここまで「あっという間だった!」という …
-
子どもの五月病!?その対処法とは?
子どもにも広がる五月病 五月病といえば、新入社員のサラリーマンや大学の新入生が五 …
-
やっぱり大変!共働きでの子育てのホンネ
収入面、精神面など、メリットも多い共働きですが、その一方で、子育ての時間や仕事の …
-
小学校低学年の勉強方法②
毎日、読み聞かせを必ずすること 本好きな子どもになるように、あるいは、国語力をつ …
-
入園式目前!お友だち、できるかな?
入園に伴うママの心配ごと第1位! 入園・入学と子どもの新しい門出はうれしいもので …
-
子どもを勇気づける20の方法【後編】
今日からできる、子どもの勇気づけ 前編に続き、後編です。 前編はこちら ~ 勇気 …
- PREV
- ファーラ ベビーキャリー
- NEXT
- 子どもが家庭学習を好きになるプロの技3つ