子どもの人生が変わるかも☆こんなに凄い「読み聞かせ」の効果とコツ
2015/02/11
知っておきたい読み聞かせの効果
1. まず知っときたい「クシュラの奇跡」について
クシュラは、複雑な障害をもって生まれたニュージーランドの女の子で、複数の医師から精神的にも身体的にも遅れていると言われていました。3歳になるまで物も握れず、自分の指先より遠いものはよく見えませんでした。しかし、生後4ヶ月から両親が一日14冊の本を読み聞かせることを実行したところ、5歳になる頃には彼女の知性は平均よりはるかに高く、本が読めるようになっていました。
2. 子どもへの安心効果も期待
ママの声は赤ちゃんがお腹の中でずっと聞いていた、とてもなじみのある声。側にいるだけで子どもは安心できるし、親子の絆をより一層深めることができます。
3. 子どもの心の情操教育にも
読み聞かせ中は子どもの脳の大脳辺縁系が活発に働きます。大脳辺縁系とは喜怒哀楽を生み出し、その感情に基づいて基本的な行動を決めている部分です。自分の気持ちを踏まえて相手の気持ちを考えられるようになるため、将来の犯罪予防にも役立ちます。
4. 「世の中っておもしろいかも」と子どもに感じてもらう
知識なんてのはいつだって覚えられますよね。まずは絵本を通じて物事を楽しいと思える心、好きなものをみつけられる心、そういう感じられる心を育むことが大切なんです。
5. 同じ本を読み聞かせることで学習能力もアップする
最新の研究によると同じ本を繰り返し読み聞かせた方が、子どもはより早く新しいことを学ぶことがわかったんだそうです。幼児期の子どもに同じ本の読み聞かせるという、すなわち繰り返し学習が非常に重要であると結論付けられています。
6. 物語から色々なことを学べる
例えば「にじいろのさかな」という本があります。1匹だけ種類の違う魚が遊びの仲間に入れてもらえないという話。こういった物語に触れることで子どもは何か大切なことに気付くはずです。
7. 親と子のコミュニケーションツールとして
絵本の第一の意味というと、やっぱり親と子が共に居て、そのひと時の時間と空間の中に絵本という歓びの世界があり、読み手と聞き手とがその歓びをわかちあい共有するということですね。
読み聞かせのコツって?
1. なるべく毎日読む
ほんの数分でもいいからできるだけ毎日読むのを習慣にしましょう。忙しい人には短編集などがおすすめ。義務的になると良くないのでなるべく楽しいトーンで。
2. 膝にのせて読んであげる
背中ごしに声が伝わることで安心感を与えられたり、親子間の愛情が醸成されるみたいです。膝が無理なときはソファーに座ったり、クッションを重ねて寝転んだり、子どもが安心できる居心地の良い場所を作ってあげましょう。
3. ゆっくり読む
気がつかないうちにどんどん早口になってしまうことがあるので注意しましょう。また、言葉のないページや少ないページもゆっくりと絵を見る時間をとってください。絵が物語っていることもあります。
4. 挿し絵を見せながら読む
挿し絵は内容の理解が高めるだけでなく、フィクションを身近に感じさせてくれます。読み始める前に表紙をしっかり見せて雰囲気を盛り上げることも大切です。
5. 読み終わってから感想は聞かない
感想を聞いてしまったら、せっかく心の中に広がった世界が台無しです。それよりもお話の余韻を大切にしましょう。
6. 子どもに本を選ばせる
親ではなく子ども自身が選ぶということも大切ですね。図書館なども利用して子供が関心のある本を見つけてみましょう。
7. ジャンルが片寄らないようにする
とにかく色々な本を読んで世界を広げてあげましょう。子どもの興味が意外なジャンルに向けられることもあるかも!?
8. 「うまく読む」必要はない
「わたし、うまく読めないから…」と気にする人もいるかもしれません。しかし、子どもにとっては最も身近な人が物語を読んでくれるというだけで大きな意味があります。絵本を読む体験というのは、子どもにしてみたら大冒険に出かけるのと同じぐらい大きな体験。なので、安心できる人と一緒に行けるということは、それだけで大きなアドバンテージになるんですね。一番大切なのは子どもたちと一緒にキャッキャッと楽しみながら読むことなんです。
(出典:http://m3q.jp/)
紹介されている本
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