やっぱり大変!共働きでの子育てのホンネ
収入面、精神面など、メリットも多い共働きですが、その一方で、子育ての時間や仕事のやりくりなど、苦労もついて回ります。
「仕事と育児の両立で、何らかの悩みがありますか?」という質問に対して、実に共働き夫婦の約75%が「ある」と回答。以前はあったという人も含めると、約85%もの家庭が何らかの悩みを抱えていることがわかりました。
寄せられたコメントから、「決していいことばかりではない」という読者の本音が垣間見えます。
時間に追われる生活に、ついイライラ
仕事で疲れて帰宅しても、すぐに子供の世話や家事が待ってる。毎日の積み重ねがストレスにつながることも。
・ 子供と向き合う時間が短くなってしまう。また、自分も、疲れながら、限られた時間で家事もしなければならないため、貴重な一緒にいられる時間にも、イライラしてしまう。(20代 女性)
・ 仕事から帰ってきて、子供と遊ぶ時間がなかなか作れない。(30代 女性)
・ 子供と接する時間が少ない。親のペースにあわせざるを得なくなり夜寝かしつけるのが遅くなる。(30代 女性)
・ 自分の時間が削られて、子供に当たってしまう。些細なことで叱る自分に悩んでいる。(30代 女性)
・ 時間のやりくり。帰宅後、子供と一緒に過ごせる貴重な時間なのにほかの家事などやらなければいけないことにとらわれて「早く寝てくれないかな」と思っていることがあって反省する。(20代 女性)
・ 朝早く出かけ早く帰る勤務時間にしてもらっていて保育園の迎えを交代でするようにしているが仕事の都合上なかなかいけないときが多く、嫁に負担がかかっている。子供と接する時間が少ないせいか、ちょっとしたことでイライラする。(30代 男性)
・ 自我が出てきて、仕度が手間取ったり、帰りも公園で遊びたがって、でも家事が気になるのでつい「早く早く!」と急かしてしまう。無理矢理連れて行ったり帰ったりする事が、子供に申し訳ないと思ってしまいます。でも毎日同じ事の繰り返しです…。(30代 女性)
復職しづらい、職場に迷惑をかけるかも・・・
復職できたとしても、残業ができなかったり、子供の急病で急に休んだりと、さまざまなハードルが…。
・ 職場での、周囲の方への負担が大きい。(20代 男性)
・ 子供が3歳と1歳。最近職場復帰したが、1人ずつ時期をずらして病気になるので夫と交互に休まなければならず、職場の人に迷惑をかけてしまっている。(30代 女性)
・ 仕事をもっとやりたいけれど、時間的に足りない。お迎えのため残業ができない、時間短縮中のため仕事量が多くて回らないなど。(30代 女性)
・ 育児休暇中だが、いつ復帰できるかわからない。(20代 女性)
・ 仕事復帰後の配属。両立できるほど自分に体力・気力があるか不安。(30代 女性)
・ 現在育児休職中で、自分はその後仕事復帰を希望しているが、周りがあまりいい顔をしないため、復帰するべきかどうか悩んでいる。条件的にも今の会社はとても、整っているので復帰したいが、周りが反対の中ひとりで頑張れるものでもないと思うので…。(20代 女性)
・ 仕事と育児のバランス。子供と一緒にいる時間も大事にしたいし、仕事でも認められたい。けれど、会社自体が男尊女卑の傾向があるので難しい…。2人目も考えているが、仕事を続けられるか不安。会社のほうから辞めてほしいといわれる可能性もあり。(30代 女性)
・ ある程度定時に帰宅するための、社内での調整および理解の徹底。実家から離れて利便性の高い場所で生活することも良いが、多少利便性が落ちても、子供のためにも祖父母と一緒にいたほうが良いのか悩んでいる。(30代 女性)
・ 仕事にかけられる時間が少ない。家事と育児のバランスが難しい。(20代 女性)
・ 主人が転勤族で、今回、主人の転勤に合わせて私も異動させてもらったが、いつもこのようにはいかない。いつかは仕事を辞めるか…。もしくは居住地を決め単身赴任してもらうか、まだ漠然としていて決めかねている。(30代 女性)
安心して子供を預けられる場所がない!
待機児童が多くて、希望する保育所に入れない。延長保育が短いなど、保育施設に関する悩みはかなり深刻。
・ 区立保育園に入るのに60人待ちで、育児休暇中なのに不安です。区へ問い合わせしたところ「勤務時間は長くならないのか」と言われました。勤務時間を長くするなんて育児休暇中無理な話なのに。(30代 女性)
・ 一番の心配は保育施設に入ることが難しいこと。(20代 女性)
・ 現在産前休暇中で、職場復帰後にきちんと育児ができるか不安。また、保育園に入れるかどうかも気がかりです。(30代 女性)
・ 希望の保育園に入れないかも。(30代 女性)
・ 現在育児休暇中です。復職は子供の年齢が1歳半になる1月の予定。時期的にも子供の年齢(クラス)的にも、受け入れてくれる保育園があるか心配。さらに子供に障害があるので、余計に受け入れてくれるところがあるか心配。(20代 女性)
・ 保育園で、育児休暇明けの1歳児クラスにまるで空きがなく、仕事の復帰が危ぶまれる。0歳児の方が入園確率が高いといわれ、エントリーしようと思ったが、0歳児は延長保育が認められていない所が多数。1歳では預けられず、0歳では延長できず、結局仕事を辞めて家庭に入る女性が多い。(30代 女性)
子供が愛情不足にならないか不安
「小さいうちは母親がそばにいるべき?」子供を愛するがゆえに、仕事と育児の両立に悩む人も少なくありません。
・ 保育園に預けることに不安を感じています。1日のほとんどを園で過ごす=保育士さんに見てもらうことになり、親と過ごす時間があまりないということが、その子の成長過程において問題がないとは言い切れないので心配。ある程度(例えば3歳くらいまで)は親元で育てるのが良いのではないか、と迷っています。(20代 女性)
・ 小さい時はやはり母親(父親)が一緒にいたほうがいいと思うのですが妻は働きたいといいます。(40代 男性)
・ 両立することが難しいと、復職してから気づいた。いろいろとできるようになる時期に、一緒にいてあげられないことがちょっとつらい。(30代 女性)
・ 0歳児は4月から保育園に入れないと入園が困難なため、早い月齢から保育園に入れたせいか、他の子と比べてかなりママっ子なのに、子育てにかけられる時間が少なくて十分なコミュニケーションが取れているか不安。1年保育園に通ったにも関わらず、あまりなじんでいない様子も不安。(30代 女性)
・ 保育園に預けているので、自分で遊んであげる時間があまりない。料理にかける時間があまりないので、適当なものしか作ってあげられない。(30代 女性)
みなさん様々な悩みを抱えている様子ですね。
それでは、次回は共働きの成功の秘訣に迫りたいと思います。
(出典:http://allabout.co.jp/)
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