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小学校低学年の勉強方法②

   

毎日、読み聞かせを必ずすること

読書本好きな子どもになるように、あるいは、国語力をつけるためにということ以上に、親子のスキンシップとしてこれほどふさわしいものはありません。しかし、この時間は、実は親にとっては疲労のピークの時間です。なるべく短いものを読もうとしたり、気持ちを込めずに読もうとしたりすることもあります。でも、もうひとふん張りして、子ども達を楽しい眠りにといざなってあげてください。この時期の読み聞かせほど子どもの心を豊かにするものはありません。ゆったりと親の肌のぬくもりを感じながらお話の世界を想像して眠りにつくことは、子どもの精神を充分に安定させます。

読書好きにすること

読書が好きで、本の世界にひたりきることができることほど素晴らしいことはありません。読書が好きな子どもに育ってほしいと多くの方が望んでいらっしゃることと思いますが、なかなかうまくいかない場合もあります。手をかけ時間をかけて、読書を楽しめる環境をつくります。積極的に図書館に通い、自由に本を選ばせます。漫画以外のものならば絵本でも、図鑑でも何でも良いというように枠を広げます。教育的な配慮だけで図書館に連れて行っても、読書が好きではない子どもはいずれ拒否反応を示します。 選ぶ本が親の意向と違っても、読むジャンルが偏っても、それはたいした問題ではありません。本を読むことは楽しいこと、さらに、その時間は自分一人の自由な世界であることを感じさせてあげましょう。帰りがけに、おやつを買うというおまけつきででも図書館に足を運んでください。また、本を買う時も一方的に買い与えるのではなく、親として不本意であっても子どもに読みたいものを選ばせてあげてください。読むことに自由を感じ始めれば、そのうちに親が軌道修正をして読みのレベルを少しずつ上げられるようになることもあります。

時間の管理をさせること

6年生になっても、 時計を目安に自分で行動をすることができないお子さんが多いようです。それがテストでの時間配分ができない原因の一つにもなっています。この時期から、目覚まし時計による起床の習慣をつけてください。親の声かけで行動をする受け身な生活ではなく、時間を自分で管理して生き生きと生活するようにと導いてください。

手伝いをさせること

お手伝い簡単な手伝いをさせます。それに対して必ず「ありがとう」を言い、忘れたり失敗したりしても怒らないようにします。自分が家庭の中で役に立っていると感じることは、子どもの心を安定させます。受験を中心に考えるとついおろそかになってしまうことですが、「これはあなたの仕事」というものを是非子どもに持たせてください。我が家では、二人の子どもに低学年から交替で「味噌汁作り」を仕事として受け持たせました。材料も選び、味噌も三種類をどのように使ってもよいという条件でした。包丁を使わせるので目が離せず、親にとっても負担でしたし、こどもにも不評な味噌汁作りの仕事ではありましたが、中高時代、キャンプでは大いに役に立ったようです。 もう少し簡単な仕事のほうが良いかもしれません。

入学式の日など、節目ごとにしつけをすること

一年生の入学式の日に、学ぶ姿勢や目上の方に対する礼儀を教えます。その後の16~18年の学生生活の第一歩として大変重要な一日です。また、学期ごと、夏休みの前、年の初めなど節目ごとに、日常の生活態度、学習態度へのしつけを、気持ちを新たにきちんとなさって下さい。 昨今、入学までにはひらがなも読め、ある程度の計算もできる子どもが多く、「もう知っている」という態度で授業を受けています。それが小学校低学年での授業がうまくいかない原因の一つにもなっています。しかし、実際は6年生の受験間際になってもひらがな、カタカナを正確に書けない子どもが沢山いるというのが子ども達の本当の姿です。すでに知っていることの繰り返しであっても、学校で学ぶ姿勢を一年生の時に身につけさせてください。

集団効果を使って計算のトレーニングをすること

1年生の夏休みあたりから1年間ほど、競争効果のある集団での計算練習をなさることをおすすめします。しかし、何年もやる必要はありません。

無理なく教養を身につけること

大人の国語辞典、子ども用の百科辞典、地図帳、簡単な歴史年表、歴史漫画をリビングにおくこと
4年生用の大きい日本地図を壁に貼り、ニュースにでてきた地名を親子で確認すること
(出典:http://home.p07.itscom.net/)

子どもを勉強好きにする20の方法

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