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離乳食の進め方【1】

   

離乳食って何のため?

離乳食

不足する栄養素を補う

成長するにしがたって消化能力も上がってきますし、乳汁だけでは不足してくる栄養素も出てきます。
このため不足する栄養素を補っていく必要があります。
でも、まだ大人と同じ体になったわけではありませんので、赤ちゃんの発達に見合った食品を使い、その時期にふさわしい形態に調理をして与える必要があります。
離乳食は乳汁から幼児食への橋渡しをする役割があるのです。

そしゃく機能

離乳食を与えることによって食べ物を「飲み込む」「舌と上あごでつぶす」「歯ぐきでつぶす」「歯ぐきでかみつぶす」と発達していきます。
また食べさせてもらっていた赤ちゃんも次第に自分の手で食べ物を口に運べるようになります。

味覚の発達

おっぱいやミルク以外の味を知るということは、赤ちゃんの味覚の幅をぐっと広げます。
食べる楽しみも増え食べる喜びを親と共有することが出来、それが心の豊かさにもつながっていきます。

離乳食をはじめるきっかけ

赤ちゃんの様子を見よう

離乳食
①よだれが増えてきます。
特に、赤ちゃんの周りで誰かが何かを食べていると、その様子を見ながら、よだれを多く垂らすようになります。
②食事をみて、もぐもぐ食べる口真似をする。
③食物に興味を持って見始める。
④母乳・ミルクの間隔が短くなる(さっき飲んだばかりなのに、母乳やミルクを欲しがって泣き止まない、という場合など)
⑤首のすわりがしっかりしている。
⑥支えてあげると座れる。

哺乳反射による動きが少なくなってきた頃がベスト

離乳食を始めるのは哺乳反射による動きが少なくなってきた頃が良いとされています。
哺乳反射とは赤ちゃんの意思に関係なく口の周りに触れたものに対してその方向に口を開き、形のある物が口の中に入ってくると舌で押し出し、口の奥まで入って来た物に対してチュッチュと吸う動きのことです。
離乳食を与えてすぐに舌で押し出すのであればまだ早いという事になります。(その場合は、無理矢理食べさずに、一週間ぐらい時間を置いて離乳食を始めてみましょう。)

★昔は4ヶ月頃から離乳食を始めるのが普通でしたが、現在ではアレルギーのリスクが高くなるなどの事から5~6ヶ月頃が良いとされています。
ちなみに、厚生労働省は、生後5、6カ月を目安としています。

準備をしましょう

離乳食の知識を確認

月齢で食べてはいけないものや避けたい食品などがあります。離乳食の知識を確認しましょう。

離乳食のスプーン

離乳食を与える時は、赤ちゃんの口を傷つけない清潔なスプーンを使用します。
大きさは赤ちゃんが、口を開けた時に無理なく入るサイズを選びます。

離乳食を始めてしばらくは、スープやおかゆといった柔らかい食べものが中心です。
フォークよりもスプーンが重宝しますよ。
プラスティックのスプーンは色のついている部分がはがれやすいかどうかを確認しましょう。
木のスプーンもつや出し塗料が使用されている場合があるので気をつけましょう。

離乳食のお皿

ママが手で持って与えるなら、ママがもちやすい慣れた食器が便利です。
万が一、落とした時のことを考えてプラスチックや木製が安全です。
また、皿の底に滑り止めや吸盤のついたタイプは赤ちゃん自身が手掴み等で食べるようになってからも活躍するので、早く用意しても長く使用できます。

離乳食時のスタイ

離乳食に適しているスタイは、水分をよく吸収する素材、逆に水分をはじくビニールコーティングしてあるもの、食べこぼしをキャッチするポケットのあるスタイがあります。
(出典:naver.jp)

【2】へ続きます。

いちばんよくわかる離乳食

 - お役立ち情報

 

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